ノベルは朝書くといい。長編に取り組んでいる時なんか寝ている時からつまり、前夜前日からずーっとノベルワールドに浸っている。
「明日はこう書こう、そう書こう、あー書こう」とぶつぶつ。だから朝5時過ぎには目が覚めてしまう。
その勢いで書けるまで書く。やはり週末に集中することになるのだが..。休日はお出かけが重なることも多いよね。
だからシコシコ10分でも20分でも日々書いていく。途切れないこと。
「何者」で直木賞を取った朝井りょう君は映画会社に勤務して二足わらじだった頃、朝2時間、会社から帰って2時間を繰り返した。結局、きつくて会社辞めたよね。「俺、会社辞めるってよ」だったよね。
旧大蔵省時代の三島由紀夫も執筆で苦しんだらしいけど。睡眠不足で線路に落ちたらしい。大蔵官僚を辞めて書き下ろしたのが「仮面の告白」だった。
三島は夜から朝まで書いた。同じく湊かなえ、西村賢太..。夜中の連中もいるけどさ。