カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

気候の力をノベルに活かす。季節の移り変わる力とノベルって。

 

三島由紀夫は創作の秘訣として「季節の移り変わり」を挙げていたよね。真夏盛夏に向けてぐんぐん意思が強くなってますます小説が書けるようになるって。

 

村上春樹プロ野球が開幕する4月に書き出してリーグ戦が終る頃には第一稿を上げる。その間、起床4時。執筆5時間。原稿用紙10枚を規則正しく書く。このリズムを続ける事でプリミッティブなリズムを得るという。

 

やはり夏に向かって小説を書く。暑さが衣類を剥ぎ、こころの奥底を照射するのかな。

確かに今日の僕たちにもあてはまるかどうかは、知らないけど。快適な温度設定。しかも防音もかなり保てる。今時の住空間は素晴らしいけど。

 

宮本輝のように軽井沢の別荘に秘書と避暑することも不要かもなぁ。別荘買うお金があるならその資金でホテルのルームに滞在する方が便利で安上がりかもね。

 

そう言えば又吉直樹ってあれだけの印税収入がある今でも冷暖房なしのボロアパートを「執筆の仕事用」に借りて「苦しみながら」書いている。「下積み」時代の苦労を忘れないためらしいけど。

 

敢えて..するメリットってあるのかな。多分、貯金してるんだね。しっかりしてる。

流石、又吉。だからイエス!又吉だね。選挙の時、本当..きもいけど。