カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

綾瀬はるかって読書家なんだね。「カズオ.イシグロの小説」読んでるって。素敵!

まだ読んでないのにいろいろ語ってしまうのはカズオ氏は「世界的ベストセラー作家」であるということ。今の世の中、いいも悪いも、売れていないと、商業的に成功していないと、発言力は低いよね。

 

読んでいなくても名声によって関心と尊敬を獲得出来るわけだけど。世界的ベストセラー..。「記憶」と「感情」が物語の構想力に必須なのだけど。

 

普遍的感情をテーマに時代設定、場所設定を試みるという。あれ?普通の逆だよね。私小説の全くの逆だよね。感情はそもそも時代と空間つまり生い立ちから今に至るまでの限定性の中に「物語」は醸成されちゃってるでしょ。

 

カズオ氏は真反対。構想して「普遍的感情」」をテーマに選定してから物語を立ち上げる。これが...世界的ベストセラー作家の創作手法だったのね。

 

ふむ。記憶を表現するには小説がすごく便利な形式だと語ってるけど。それってイマジネーションの言語性の優位ってことなんだろうね。

 

個々人の言語的イマジネーションつまり文学的想像力が大切なんだね。