カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

ノベルについて2。

 

三島由紀夫は実際に起きた事件や実在人物を題材に小説を書いた。「金閣寺」「宴のあと」「青の時代」そんなに多いわけでもないかなぁ。「宴のあと」はプライバシー裁判になったけど。

 

今の作家で言えば吉田修一が、事件を題材に小説を偶に書いている。柚木という作家も「バター」を書いた。あの練炭殺人の犯人がモデルで獄中から、訴えられそうになったけど。直木賞は受賞しなかった。「ランチのアッコちゃん」はNHKの連ドラになって面白かった。主人公蓮佛もよかったけど、戸田菜穂子が凄くよかった。だって「ショニム」じゃタカビーなOL役だったのが、会社役員役だった。柚木は今後、要チェックの作家だね。