コロンブスのたまごならぬOLD PARRの斜塔。
「オールドパーは斜めに立てるんですよ」
「それならば」
素晴らしき日本料理の宴のあと。一流好みの粋人たちに愛されたこの銘酒。素晴らしき彼らの業績を偲びつつ味わう。
一月ほど前に予約した。そして来館する。大学構内の中の記念館のようなライブラリー。あくまでも大学の施設である点で楽しい。まだ現役ばりばりの小説家でありつつこんな空間が創成される。大学と作家。偉大な文学者が母校に栄光を注ぐ。大学をテーマに様々な小説が書ける。だいたい知性は大学時代の年代で花開かせるわけだ。
早稲田大学がもしもっと名声が欲しいなら布石を打たねばならない。本格的な理系は小保方さん以来出て来ず。文学文芸でもしあの世界的なアワードが獲得できたなら日本人を脱却して世界文学の記念碑をうつべく。
文学と建築。構築と散文。空間と時間。この階段は歩きにくかった。上がる私を避けようと下るご婦人が蹌踉めいた。危ない危ない。
思ったより全然、村上春樹の著作を読んでなかったな。さて何を読もうか。
本棚に並ぶ書籍を自由に手にとってこの素晴らしいテーブルに向かって閲覧読書できる。
読みかけの村上春樹の小説、例えば『風の歌を聴け』をさっと取り出して一気に読了する感じかな。それとも長めのドフトエフスキーを意識したカラマーゾフレベルの長編小説なんかいいよね。『1Q84』とか『騎士団長殺し』もいいね。
ここから入るとスムーズだね。
伝説のサテンだね。こんど行ってみるかな。早苗って早稲田を意識したのかな。
駅に行く前にいつもの場所へ。メルシーね。学校ができつつあるね。凄い。
なんとなく味がかわったか。麺が柔らかいね。スープも若干薄く感じる。経年変化に難あり?
また来よう。
このこぶりな殻ながら身は驚くほどに美の味なる当体である。千葉の海からこの奇跡は誕生した。美味しさの秘密はまず素材にある、そして調理そのもの手法そのもの。
栄螺さざえサザエさん。濃厚なキモが肝要ながら臥薪嘗胆の胆と肝。無知ながら謝罪した有名ネット配信者の稼ぎまくる儲けの漢字分解。信+者=儲 る。物神の明快な数論だ。メンタルを鍛えなおそう。そのために美味なる。華麗なBANを阻止すべく。しかし各種団体が絡みつく。表現者も間違える。そりゃニンゲンダモノ。その痛恨の瑕疵に痛快なる追撃が湧き上がる、喝采の炎上。理念と利害。理想と利得。
貝とは閉塞閉鎖のことわり以上に無限の沈黙に価値をおく。わたしは貝になりたい。その太古、貨幣として活躍した夢のまた夢。
ジョブズも愛したまぐろのトロ、そして金目鯛をば。
エルゴヒューマンの椅子を買った。十万ちょいのお手頃な価格。ネットでの評判がよいのでアーロンもオカムラもやめてこのフットレスありのタイプを買った。せっかくだからアーム台も追加した。ネックの角度がちょい不満だけどメッシュの肌触りがこれからのシーズンに威力を発揮するだろう。
評論家の立花隆氏が逝去された。哀悼を表したい。テレビでは筑紫哲也の番組によく出演していた。最近は出ていなかった。文藝春秋以外にも様々な媒体に文章を書いた。オススメは『天皇と東大』だ。あと自分史の書き方を綴った書籍もよかった。「宇宙からの帰還」や「臨死」とかサイエンスをわかりやすく書いた。あの膨大な書籍はどうなるんだろうか、と思ったりもしたが。
月日が経つのって本当に早いね。光陰矢の如し?
カウンターをこよなく愛さなくてもいい。世界の片隅でのんちゃんが叫んでもいいのだけど。L字の端のその向こうから。
嵐と読める。その壁の。
いつの日だったかはるか昔の記憶を呼び覚ます。
ラーメンが大好きなわけで。女子がパスタに目がないように、男子はラーメンに目がないはずだ。特性ラーメン大、1300円。大盛りは二人前分の麺量である。今回はメンマをお願いした。会員特典である。ワンタン二種類がいいね。生姜とあおさい。チャーシューが分厚い。醤油味のド直球さ。
今都内では多くの飲食店が時短とノンアルで苦しむ中、ラーメン店はどうなんだろう。やっぱり大変なんだろうな。時短もなく通常時間の営業でアルコールもそんなに大事でもなくてあえて言えば外道?その昔、尾道で中華そばを食べた。朱華園という名店だ。今は閉店した。その日雨が降る中数十人の行列の最後尾に並んだ。殺気立つ行列のひちたち。それなのに店内でビールを飲んでくつろぐ客がいた。別にいいけどさ。尾道で思い出すのはここの選挙区で衆議院選挙に立候補した元IT社長だった男が餃子店先でマスク云々入店できずSNSでリベンジした事件ね。なぜ中華そばじゃなかったのかしら?ちと不思議だった。
東京でラーメンはストライクだ。そばでもうどんでもない。ラーメンこそが正解だ。
このところ不思議な天気が続く都内某所の愉しみときては。長期化する巣ごもりの最強営為は読書なわけで、図書館で予約しておいた我が最愛の作家村上春樹氏『一人称単数』が届き早速読了した。齢七十歳を越した超人気作家の長編小説とは異なって一筆書きの短編小説を集めた本作である。表題どおり私小説のようなあんばいで「僕」と私の異音同語が楽しい。翻訳家としても膨大な仕事量を誇る春樹氏ならではの英語とかの薀蓄も楽しめるのかとおもいきやの期待ハズレも楽しかった。謎と空白を巧みに操る作家の技巧はあるとしても。夢と幻の掛け合いも楽しい。
やはり長編小説作家として様々なアジャストメントが時間切れにならないあんばいで行われているようにも思える。テレビ関連の露出がいっさいない作家の今後はやはり興味深い。この時期、『風の歌を聴け』あたりから全部読み返してもいいころあいでもある。長引くコロナ時代の終わりなき旅を内的世界にさすらうのもかなりの興だと思う。
ひさかたぶりのはてな日記。昨年同月同日。第一回目の緊急事態宣言下での首都圏の生活だったわけで。でもアルコールは飲めた。そして第三回目の今は禁酒事態となっている。延長の延長でそのままオリンピックまでそれとも都議会選挙までの政治日程をにらみながらの..。
感染力致死力も倍増の誠に恐ろしいウイルスが猛威を奮っているそうな。気を緩めるな。人流を制御せよ。都知事がそう宣言する。大阪の事態が東京でも起こりうる。そんなの前からわかっていたじゃん。いまさらどうのこうの云々かんぬん。でも哀しい。辛いよね。お店でお酒飲めないの。酒と料理のマリアージュその味のペアリングが最高なのにね。哀しい悲しい。
でもフシギダネ。免疫力とアルコール摂取。宴会だめ、選挙演説はオーケーなんでしょ。憲法をかえてロックダウンせよ?関係ないのかな。ロックダウンしても経済止めてでも。異常事態の非常時なんだよね。灯火管制を目指せ。つぎはどこを規制するのか。ぱたーなてぃずむ。専門家の医学。まじでオリンピック中止を目指すのかな。こいけさん。コロナ延長の延長いつまでも可なり?
鴨料理、凄くよかった。フレンチでも鴨のコンフィあるけど、和食でも鴨かもしていいわけで。
牛とも豚とも鶏とも違う肉質旨味のワールドだ。