カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

密室の防音。

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音大生にとって至福のルームだ。でも冷暖房その他空調はどうなのかしら。

山手通りと目白通りの交差する辺り。路線バスの路線図を見れば、東京音大前の停車場を確認出来た。

確かに騒音が近隣迷惑の主要課題かもしれない。ゴミ屋敷や鳩屋敷、様々にあるのだが。音響の退っ引きならない切迫性、除夜の鐘もクレームになる時勢だが。

他者への耐性は凄く閾値を下げる。我慢しない。過剰な反応も多発する。自分の利便や快適さを追求して止まない。

戦後間もないころ、若かりし作曲家の武満徹はピアノの練習に苦慮して、ピアノの音がする家を訪ねては「ピアノを弾かせて下さい」と懇願した。

「快く貸してくれたもんです」

「今、同じこと言われたらピアノ貸しますか?」

「貸さないです」

あの時代だから、出来たこと、そう武満は語った。

防音の部屋では近隣に、未来の作曲家にさえ音は漏れない。

 

 

人生最高レストランを楽しもう。

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 今年は年末パーティーはお家でが多くなりそう。消費税率が8%から10%アップ。それにともない創設された軽減税率。その対象品目が不思議だけ、お家に持ち帰る食料品とお家で定期購読の新聞代が対象。さぁこれで20%を目指して「やらなきゃ福祉もたない」とか「国際標準で言ってもまだまだ低率」とかの言い訳や恫喝が喧伝され、「当分は今回のアップで凍結」なんて我らが安倍総理は言ったが、驀進あるのみだろう。既得権益者たちが自己の利益を守る為にも。輸出産業では美味し過ぎる見返りもあるからね。消費税が上がって株価も上がる。財界はどんどん上げてと懇願モード。そして来年から発効の米国との二国間貿易協定。ジワジワくるどころか画期的に激変する。植民地支配的なロジックとスキーム。なにがウインウインだ。キャインキャインだろ。

 さて今後、外食はどうなる。でも人生最高レストランを楽しみたい。日々節約の憂さを晴らす食の祝祭には高級外食がやはり決定だ。人生悲喜こもごも。人生いろいろ。本音赤裸々な会話を楽しむ。人生を充実させる。その為にも非日常のごちそうが必要だ。

 木村拓哉主演の「グランメゾン東京」が実に面白い。改めてキムタクに感動した。あそこまでキナ臭い演技をする俳優は彼以外いない。様になっている堂々たる雰囲気、そりゃぁもうカリスマだ。圧倒的にいい。

 TBSの稼ぎ枠(日曜午後9時〜)にあれだけの豪華キャストで臨む。岸田シェフも料理の知識でサポートする。ミシュラン星三つのカンテサンス、一回行ってみたいけど。海外旅行するより安いし安全だね。来栖けい氏のような豪遊はできなけいど。

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バル風に。

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バル風ちょい呑み三種盛り。パテとポテサラ、サーモンのっけ。そしてプレミアムなスーパードライのスモールサイズ生。あわせて980円!

コクがあるプレミアム生が気に入っている。瓶ビールにはない美味しさ濃縮。一番搾りが好きだったが味が変わった感じがして飲まなくなった。発泡酒系ははなからパス。日本酒も一時かなり飲んだ。最近はお気に入りのお店でしか飲まない。ワインは家でステーキを焼いたときに合わせで飲む。やはり酸味と渋みステーキの脂身に合うわけで。

 

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師走のペペロンチーノを召し上がれ。

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ホタテがたくさん入ったキノコの旨味が充満するペペロンチーノだ。パスタはもはや、国民食と言っていい。個人的にはカルボナーラも凄く好きだけど、オイリーで旨味と辛味が絡むペペロンチーノは破格に好きだ。そして糖質制限を解除してでも食べてしまう病み付きの穀潰しの罪な料理、しかも麺党の党員を心酔させるファナティックなファッショさ。
別に硬いアルデンテでなくてもいいのだけど、噛み応えは十分でもいいわけだけど。

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天皇誕生日のない2019年。

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今年のカレンダーはクリスマスにつれないけど、平成天皇陛下が退位され上皇になられよって23日は天皇誕生日じゃなくなった。2019年は実質、天皇誕生日がない。

 

ハッピーハッキングキーボードが到着して早速打ち込んでいる。慣れるといいな。アップルのファンクションキーの割当が上手く出来ず。はて。ふるいOSって何かと不便だね。放送局の動画がうまく視聴出来ないし。OSをアップすると今まで使って来たソフトが使えなくなるし。悲しい。実に悲しい。

 

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師走の鳩と桜。

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神田川の鳩。

鳩で思い出すのは、早稲田に鳩屋敷があって餌撒きして鳩の大群がやって来て周囲憤慨の糞害があった。鳩屋敷は2000年年初に失火、炎上全焼。その前にも放火ボヤ騒ぎがあった。放火の犯人は捕まらず。

 

師走の神田川、南小滝橋から川を望む。真冬の桜はこれまた風情がある。

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Happy Hacking Keyboardをポチった。凄く楽しみ。

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絶大な人気を誇るキーボードを遂にポチッた。ワイヤレスじゃないけれど。

つい最近、最新ラインナップの発売も発表されて、ますます素晴らしい。

Macの最新機種を追わなくなって久しい。もうキリもない。もうスペックも十分。

作家の筒井康隆の書斎で現役バリバリの骨董品級Mac、しかもOS8だったあの衝撃。

「一日三十分執筆する」

新機種も結局はメーカーの利潤最優先でユーザーは偉大なる悲劇のレガシーそのものになって行く。年間十数億稼ぐ億万長者のユーチューバーHIKAKINNのように新機種が出る度に「フルスペック」をアップルHPで買うのは「ブランディング」し続けなければならない楽しき宿命なんだろう。広告収入で生きる彼にしてみれば「蕩尽」そのものが存在意義そのもの。

 

happyhackingkb.com

変貌の高田馬場。

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高田馬場の再開発が続く。菊月ビルがこんな感じになっちゃった。青春の馬場のあれだったけど。よく通った喫茶店も半地下にあったけどずっと空いていたのはこのことだったのだね。

アンダーグランドもこんな感じ。地上への階段が封鎖された。渋谷もごちゃごちゃだったけど我が馬場も加速して行くのかな。

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祝祭のステーキ。

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アンガス牛のロースステーキ。素材もさることながら絶妙の火入れだ。魯山人も「如何に美味しく料理を作るか」の問いに「素材第一」と即答した。料理人の腕も最高級素材があればこそ。ボニュの来栖けい氏は「記憶に残る料理」しかもその一皿を目指す。さすがラッキーボーイ、宝くじで当てた二億円をグルメに費やした美食王、食の蕩尽王だからこそ言える境地なのかな。

さてステーキだけど、いきなりステーキが業績厳しくて、ホリエモンの和牛マフィアが絶好調で。確かにステーキは非日常を楽しむ祝祭料理の極致なのか到達点なのかフレンチでもそうなのかな。記憶って思い出してこその事物事象だけど、どうやって記憶を喚起させるか。日頃の創造的主体、もしくはエスを鍛錬する以外にないらしくて。主観をトレーニングする。五臓六腑に流し込んで咀嚼した後の摂取吸収の体内血流の最果て。

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日々練習のサックス。

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 セルマーのマーク7。新品だったけど今やビンテージ。昨年の12月に大久保の高橋管楽器へオーバーホールに出してから復活した我がテナーサックスだ。店長にタンポを虫に喰われた無惨なサックスの写真をアップされたり、悲しかった。猛省しつつウルフ音も練習不足と堪忍しながら。高校時代の音楽に没入した日々を思い出しながら。

 以来毎日、短時間ながら練習している。継続は力なり。吹き始めは呼吸も苦しく、アンブシュアもボロボロ。兎に角辛かった。お家の中で吹くから近隣迷惑にならないよう。まるで呟くような小声で呻くような。今ブレークする武田くんのように「いつでも吹けるように防音に3000万かける」こともできないわけで。

 ノベルを書く為にも音楽を通じた、楽器のバイブレーションとサウンドが更なる我が創造的主体を振るわせ、大いなる文学と音楽の融合を目指せれば...。いいんじゃないの。

 

 

年末のワインは如何?

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ワインの人気が高まっている。祝祭にとても似合う。太宰治は月見草が富士山に似合うとか書いたけど、賞をとても欲しがった小説家だった。サクラ会。勲章を授ける側の思惑。全能感の深まる支配感。

 

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「令」とおせち。

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おせちを予約した。増税の煽りでか、やはり値上げね。悲しいけど仕方ない。

毎年大晦日の夕刻、お店に貰いに行く。途中の蕎麦屋には行列が出来ている。

年越し蕎麦を食べて、翌朝に雑煮、おせちを食べる。

今年の漢字は「令」だった。大仰な袈裟を着た住職が一気呵成に書き上げるわけだけど。新元号の令和だから「令」だったのか、元号に肖る気分は如何ほど。「桜」とか「嘘」とかいろいろありそうだけど。「忖」とか「恥」とか。やはりネガティブな漢字は気分もよろしく無い。社会学に自己予言というタームがある。社会意識の集団性が言語の明示性に喚起されて実現する。社会の標語が健全性を保てばいいのだけど。

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